わたしが子供たちに香りの教室をする意味…☆

こどもと香り

私が子供たちに香りを伝えることをはじめたのは今から4年ほど前の2015年
長久手市の放課後こども教室にて香りの教室をスタートしました。
はじめは子供にアロマ?何を言ってるの?
香りが受け付けないこどもがいたらどうするの?と怒られた感じの対応でした。
もっともっと地盤を固めて地道に努力しなさいと言われ受け入れてもらえませんでした。
その日の帰り道,泣きながら帰ったことは今で忘れられません。
怒られたことが嫌だったとかそんなことではなく
子供の成長にとって良いことなのに、それを何がどう良いのかが伝えられなかった自分自身が
とても悔しくて情けない涙でした。

それから自分の気持ちや子供たちに良いことなどをもう一度紙に書いたり、経験したことを
書いたりしてもう一度お話を聞いてくださる時間を設けていただき、
夏休みのイベントならとお話をもらいこのイベントを絶対成功して次に繋げようと頑張りました。

でもわたしが頑張ると言うよりも子供たちの反応を見ていてくださった大人達が
これはいいかもしれない♡と感じてくださり、また来月も来てくださいと言ってくださり
毎月お邪魔させていただき、現在長久手市の全ての放課後こども教室へ
毎月お邪魔させていただいています。
アロマの日はこどもが溢れかえると先生方にも言われて子供達がみんな楽しみにしてくれています。

この時2015年の子供達の反応こそが今わたしが続けてきていることの全てです。

・香りを通じてぱぁっと明るい笑顔がたくさんあふれる
・感情を表におもいっきり出す、現代の子供達は感情を表に出すことが苦手です。
大人の目を気にして良い子にしなくてもいい、良い香り、嫌な香りを通じて感情表現が豊かになります

植物に目を向けられるようになると、香りで心が軽くなったり、気持ちが晴れやかになることを知り
まわりの身近な大切な人に教えたくなり、家族や友達が苦しんでいたら、葉っぱをちぎって良い香りの
葉やお花をプレゼントしたと言ってくれたり、イライラしていたお母様からこどもからこんな事をしてもらい
癒やしの親子時間を過ごすことができましたとおっしゃってくださったこともあります。

香りを知ってのびのび

こどもは本当にスポンジのような吸収力で良いことをたくさん吸収してくれます。
そして実践してくれます。

どんな大人も子供も植物の香りを通して穏やかな温かい時間が流れるのです。
最近ではローズの香りイコール芳香剤の香りと言ってしまうほど
なんでも香りは作れる時代に本物の香りを知ることでたくさんの植物に目を向けてくれる
ようになります。

植物の香りは大脳辺縁系という右脳に作用します。
本能を司る右脳、感情やひらめき、感性が育つとも言われています。
香りを感じたときのこどもたちの表情、
毎回色あせない新鮮な表情で見るだけでこちらまで笑顔になります
親子で香りを感じても素敵な空間になり、
笑顔あふれます。

もともとこどもが好きということもありますが
良い香りの顔がとてもキラキラしていて、その空間にいられることが
本当に幸せで、そこにやりがいという仕事の原点のような気持ちになります
アロマや植物が好きではじめたお仕事ですが凹むことも多々ある中で
こどもたちと過ごすこの時間こそがまさにアロマや植物が好き、伝えたいの原点
わたしのすべてがそこにあるからこそ、続けていること。
こどもたちから私が学ばせてもらっています。

これからの未来あるこどもたちが植物の香りを通して、たくさん植物を知り目を向け触れて、感じて
まわりにあるものを大切にする気持ち、自分を大切にする気持ちを持つ
安心して夢をもてる環境になりますように…
大げさですがそんな大きなビジョンを持って活動しています。

2015年に流した涙と悔しい気持ち、4年たった今ではもっともっと
自信を持ってこれだから良い!という気持ちがまっすぐに伝わると思います。
何事も経験、これからも前進します。